今年度は伝統行事「紙風船上げ」が中止となったため、桧木内中学校の全校生徒と一緒にミニ紙風船作りを行いました。また、交流の事前学習として障害理解学習を初めて行いました。桧木内中学校の生徒たちは小学校6年生のときに本校小学部と交流していたため、せんぼく校の生徒たちは顔なじみの存在です。今回の事前学習で、改めて相手の気持ちや関わり方を言葉や文字にする活動を行ったことで、当日の交流会では自分から「何を手伝ったらいい?」「ピカチュウの配色を教えてもらったとおりに塗ったら、出来栄えがよくなったよ。絵が得意なんだね」など、心温まる会話や関わりがたくさん見られました。せんぼく校の生徒たちも、安心した表情で一緒に活動できました。協力して完成させたミニ紙風船が暗い部屋で幻想的に輝く様子を眺めながら、一人一人達成感を味わうと同時に、来年は紙風船上げができることを願いました。