6月10日(木)、せんぼくいきいきプロジェクトの活動として、中学部12名で武家屋敷の桜への施肥を行いました。武家屋敷での施肥は初めてです。施肥を行うのは、仙北市立角館樺細工伝承館前の広場をぐるりと囲む桜です。コロナ禍でなければ、たくさんの観光客が訪れ、せんぼく校が開校以来一昨年まで行っていた「春のおもてなし隊」「秋のおもてなし隊」の場所でもあります。施肥活動の前の「始めの会」では、仙北市文化観光スポーツ部文化財保護室の方から武家屋敷の桜がざっと70本あること、施肥が来年の桜の花にとってとても大切であるというお話を聞きました。木の根元を見るとごつごつした石がたくさんあったり、草がびっしり生えたりしていました。力を込めてスコップで穴を開け、肥料を移植ベラ3杯分入れて、土をかけていきます。5つのグループそれぞれで役割分担をして、声をかけ合い、協力して作業を進めました。実際の施肥を行ってみて作業の大変さを知るとともに、桜を守っている方々に感謝しなければいけないと改めて感じました。来年の春、自分たちが肥料をあげた満開の桜の下で写真をとるのが楽しみです。