中学部の作業学習では仙北市に古くから伝わる「鎌足和紙」作りに取り組んでいます。技術を向上させ、よりよい製品を作るために、西木地区にあるかたくり館の館長の八柳さんに紙すきのやり方を教えていただきました。紙すきをする「けた」の動かし方、簾(す)の持ち方など、教えていただいたことに気を付けながら、一人ずつ紙すきを行いました。紙をすくときの表情は真剣そのもの、きれいにできると本当に嬉しそうな生徒たちでした。今回の体験をこれからの作業学習に活かしていきたいと思います。また、紙すき体験後は、かたくり館近くのこうぞ畑に出かけ、除草を行いました。和紙の原料となるこうぞの形や生育ぶりを確かめながら、協力して草を刈り取り、こうぞの周りがすっきりしました。除草をすることでこうぞの生育がよくなります。今後も除草や芽かきなどの作業を予定しています。